「暮らしを楽しむ」をテーマに、毎回「暮らす事を楽しむ」スペシャリストの方々にお話をお伺いするコラムです。
2009年に活版印刷所だった御祖母様のお家をリノベーションしてスタジオを立ち上げたのち、カクテルなどのアルコールドリンクをイメージしたノンカフェインのオリジナルのお茶とモロッコ雑貨を扱う「スタジオハッチ」主宰する濵﨑みりかさん。今回はボストンでの買い付けのお話と、少しずつ暖かくなってくるこれからの季節にさっぱりとした「酔わないカシスオレンジ」のレシピもご紹介いただきました。
「衣食住」で何が一番大切か、と聞かれると。食いしん坊な私のことだから、答えは絶対に「食」だと思う友人が多いようだけれど。実は私は「住」が一番大切なのだ。別にぴかぴかの部屋に住みたいわけではないけれど、自分だけにわかる落ち着くカタチであって欲しい。
若い頃はとにかく沢山欲しいものがあって、数が多いことが重要だった。洋服や靴も、高価でなくて良いから毎日違う格好をしたいと思っていた気がする。年を重ねると、欲しいものってそんなに沢山はない。少なくとも私はそうだ。一番欲しいものって何だろう?時間と眠らなくても倒れない強靭な身体かな笑
そんな私でも、何年か前に友人と買い付けに行ったボストンの有名なマーケットでは買い物熱が再燃!!海外旅行で初めて国際免許を取って運転したのもこの旅行だった。
5月に行ったからすっかり初夏の気候のはずが、マーケットで買い付けを開始するのは早朝3時。トランクに夏服だけ詰め込んで出発した私達は、あまりの寒さにビンテージの毛皮を購入して着込んだほど。でも、お昼前にはすっかり初夏の陽気になるから一日の気温の高低差にびっくり。
びっくりと言えば、マーケットの広さと出店しているショップの多さ。滞在期間を1週間取っていたけれどそれでも絶対に回りきれていなかったと思う。
私は主に食器やシルバーのカトラリーを目当てに。シェーカーボックスやリネン、額入りのイラストも気に入ったものを厳選した。 STUDIO HATCHのビンテージや雑貨のブランド「pièce」を立ち上げるための買い付けだったので、帰国後にTRUNK SHOWなどのイベントを開催したりして沢山旅立った。
ボストンはシーフードが有名で、スカロップのフライやクラムチャウダーが美味。でも一番心に残っているのは、マーケットでの買い物戦争中に乾いた喉を潤してくれる搾りたてのオレンジジュース。
そんなことを思い出していたら、しばらく行くのを我慢していた海外にも行きたくなってきた。そろそろ企画しようかな~。
今回はオレンジジュースにちなんで、STUDIO HATCHのCRÉME DE CASSISとオレンジジュースを使ったノンアルコールカクテルの作り方を紹介させていただきたいと思います。是非作ってみて下さいね。
「酔わないカシスオレンジ」
材料
・ティーベース 60cc
・オレンジジュース(無糖) 80cc
・ガムシロップ 20cc ガムシロップの量はお好みで調節してください。
・冷凍ブルーベリーやラズベリー等 適宜
作り方
・ティーベースを作る。
CRÉME DE CASSISのTB6個と水1ℓをポットに入れ火にかけて沸騰したら極弱火にして約10分煮出す。この中から60cc使用する。
・オレンジジュースにガムシロップを入れスプーンで混ぜる。
今回は濵﨑さんにAIFYの三つ折りマットレスを使っていただきました。ベッドからお布団生活に切り替えられたとのこと。3つ折りなのでお布団のようにたためるのでお布団派の方もおすすめです。
AIFYのマットレスは、8cmと10cmの2種類の厚さの物を使っています。8cmは娘用、10cmは私用です。 長年ベッド派だったのですが、今はお布団生活。三つ折りマットレスの良いところは何といっても干し易さ。子どもって冬でも本当に汗をかく。AIFYのマットレスはカバーも外して洗濯できるから最低一週間に一度は洗濯機で洗います。マットレスも三分割になっているので、コンパクトに干すことができてとっても便利。衛生的に使えて本当に助かっています。
■プロフィール
STUDIO HATCH 主宰 濵﨑みりか
ノンカフェインのオリジナルティーブランド「STUDIO HATCH」のディレクションの他、アパレルブランドや飲食店とのコラボなどを中心に活動。「お茶と暮らしまわり」をコンセプトにモロッコ在住のセギトモミと共にモロッコの雑貨ブランド「dar; STUDIO HATCH」としても活動している。
Instagram @studiohatch