「おうちの雑学」をテーマに、家のことや暮らしのことをテーマに「ちょっとタメになる」ことをお伝えする「読みもの」です。
今回は「ロフトの天井はなぜ低い?」がテーマ。
ロフトの天井の高さって低いって思いませんか?もっと高くしたら快適なのになぁなんて私自身も思っていました。
「階」扱いになると家の規制が厳しくなる。
ロフトの天井の高さが1.4mを超えた場合は、「階」として扱われます。例えば、1.4m以下だとロフトが有っても階数には含まれませんが、ロフトの天井の高さを1.4m以上にしてしまうと階数に含まれてしまいます。(高さ1.4m以上のロフトが2階に有った場合、3階建ての建物という扱いになります)
じゃあ階数を上げてしまえばいいのに!と思ってしまうのは私だけでしょうか笑
階数が増えてしまうと、建築基準法で、構造を変える必要がでてきます。構造を変えるというのは簡単に言うと、柱の本数を増やしたり、階数が2階、3階と増えていくと増えた階ぶん、より丈夫にしなくてはならなくなるわけです。「安全」を担保しなくてはいけない「作り」が必要になってくるのです。つまりとってもお金がかかるというわけです。
なんとか階に含まれないようにおさめたいですね笑
そもそもロフトという考え方は部屋の天井部分の余った部分を有効活用するという考え方。居住できるようなしっかりとした空間を設けることは難しいのです。
固定資産税がかからない
天井高の話とはちょっとずれてしまいますが、ロフトは床面積に含まれないから固定資産税がかからないというメリットがあります。
ロフトの天井が低い理由は以上です。おうちをリフォームする、購入する、借りるときの参考になれば幸いです。
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