「暮らしを楽しむ」をテーマに、毎回「暮らす事を楽しむ」スペシャリストの方々にお話をお伺いするコラムです。
今回は、2009年に活版印刷所だった御祖母様のお家をリノベーションしてスタジオを立ち上げたのち、カクテルなどのアルコールドリンクをイメージしたノンカフェインのオリジナルのお茶とモロッコ雑貨を扱「スタジオハッチ」主催する濵﨑みりかさん。お酒が飲めない方でも飲んだ気分になる素敵な方法を濵﨑さんに教えていただきました。早速今年のクリスマスに是非お試しください♪
街はすっかりクリスマスムード一色。いくつになってもクリスマスと誕生日はわくわくするものですね。
12月はクリスマスから始まって忘年会や年越し、1月の新年会や成人式まで楽しくも多忙な時期を駆け抜けなくてはなりません笑 そしてパーティー料理と共に欠かせないものと言えばワインやシャンパン等のお酒ではないでしょうか。子ども用のシャンメリーや子どもビールも併せて準備するご家庭も多いのでは。
実は私、お酒が一滴も飲めないのです。体質的に。でも酔っぱらってふわふわした気分を味わったり、朝起きて「あ~今朝は二日酔いだわ。」とか言ってみたい!レストランでご飯を食べる時もワインリストを開く楽しみがないので、すごぉく損した気分にもなる。
だったら自分で作ってしまえ!!と思って作ったのがSTUDIO HATCHのお酒のフレーバーのお茶が誕生したきっかけの一つです。
その記念すべき第一号のお茶が「VIN CHAUD(ヴァンショー)」VIN CHCAUDはフランス語で「ホットワイン」のこと。ワインと一緒に柑橘系のフルーツとシナモンやクローブ等のスパイスを火にかけて作る寒い日には身体も心も温まる嬉しいお酒。
当時営業を担当して貰っていた仲良しの友人とあ~でもないこ~でもないと言いながら何回もテイスティングを重ねてきたこのお茶が完成した時には本当に感慨深いものがありました。このお茶を販売し始めて驚いたことの一つに男性にとても人気があるフレーバーだという事。イベントや展示会で試飲していただくと男性へのヒット率が非常に高い。ヴァレンタインにも毎年喜んでいただいています。
また、その頃にアドバイスしていただいたソムリエの方にグラスによって味に変化があることを教えていただいて。
自分でもテイスティングしながら本当にびっくりしました。お気に入りのマグやティーカップで飲むのも勿論お勧めなのですが、年末年始のパーティーの時には是非アイスティーにしてワイングラスで飲んでみて欲しいのです。全然味が違うから。私の様にお酒が飲めない方でもお子様でもみんなと一緒にお酒を飲んでいる気分に浸れます笑
是非トライしてみて下さい。
~VIN CHAUDを使ったジンジャーミルクティー~
材料
ティーベース 80cc
牛乳 100cc
ジンジャーシロップ 15cc
シロップの量はお好みで調節してください。
作り方
・ティーベースを作る。VIN CHAUDのTB2個を80ccの熱湯に入れ3~4分蒸らす。
・ティーベースにジンジャーシロップを入れスプーンで良く混ぜる。
・上から牛乳を注いで軽く混ぜる。
・お好みでシナモンやナツメグ、クローブ等のパウダーを振っても美味しい。
(ジンジャーシロップ)
材料
・生姜 お好みの分量(300g程使用すると大体280cc程のシロップができます。)
・砂糖 生姜と同じg数(お好みで生姜300g程なら砂糖500g程まで増やしても良い)
作り方
・生姜の汚れた部分を洗い流す。
・生姜を皮ごと2~3mmにスライスする。
・ボウルにスライスした生姜と砂糖を入れて良く混ぜる。
・ボウルにラップをして30分~1時間程水分がじゅうぶん出てくるまで置いておく。
・ボウルの中身を全て鍋に入れ火にかける。水分が少ない場合は水を1カップ~2カップ程足す。沸騰したら弱火で30分程とろみが出るまで煮詰める。
・鍋に入れたまま常温に冷まして、シロップを濾す。
・煮沸した瓶に入れて冷蔵庫で保存する。
★使用したTBは捨てずにご使用いただけます。ポットか鍋に1500ccの水と2TBを入れ沸騰したら極弱火にして約10分煮出していただくと通常のVIN CHAUDを楽しんでいただくことができます。
一年に何度か地方の薔薇農園へ娘とお手伝いがてら遊びに行きます。築約100年の古民家の土間や扉はいつもぴかぴか。でもしばらく過ごしていると足元からしんしんと冷えてくるのです。この季節はもこもこソックスとブランケットが必須。AIFYのブランケットはすごく軽いので持ち運びに便利。娘とよく映画館に行くのでその時も必ずリュックに入れていきます。
■プロフィール
SUTUDIO HATCH主宰
濵﨑みりか
ノンカフェインのオリジナルティーブランド「SUTDIO HATCH」のディレクションの他、アパレルブランドや飲食店とのコラボなどを中心に活動。「お茶と暮らしまわり」をコンセプトにモロッコ在住のセギトモミと共にモロッコの雑貨ブランド「dar; STUDIO HATCH」としても活動している。