「暮らしを楽しむ」をテーマに、毎回「暮らす事を楽しむ」スペシャリストの方々にお話をお伺いするコラムです。
いつもの生活に「あの人のヒント」をプラスするだけで違った日常になるかもしれません。
今回は4回目の登場となる日本料理店 女将の渡邊映理子さんに、ハロウィンの簡単レシピを2品、ご紹介していただきました♪
Trick or Treat! お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ!
――そろそろハロウィンの時期ですが、ハロウィンの想い出はありますか?
ありますよ!子供たちが小さい時は、思い思いに仮想して、ご近所を一軒一軒練り歩いていました。家の中はというと、ハロウィンのデコレーション!魔女やコウモリ、蜘蛛やジャコウランタン。
そんな時もあったなぁ笑
子供たちも皆巣立ち、そんな賑わいはもうおしまいですね。
今は静かな秋。ハロウィンナイトを楽しんでいます。
――ハロウィンナイト。まさに暮らしの楽しみ方ですね!渡邊さんのハロウィンナイトはどういう楽しみ方ですか?
畑で収穫した小さなカボチャやひょろながーいカボチャを飾ったり、お気に入りのキャンドルを灯します。お菓子の代わりには、カボチャのお料理を作ります!
――ハロウィンのカボチャのお料理、気になります!
カボチャは万能な食材で、お食事にもスイーツにもなります。
コツは、カボチャを蒸して潰しておくこと!
もしフードプロセッサーがあればあっという間に出来上がるのでお勧めです。
でもなくても心配いりません!ヘラでもカレースプーンでも潰せれば何でもOK!
つぶつぶとゴロゴロが残ったペーストは、ママのお味!
丁寧に時間をかけて潰してこせば、よそいきのお味!
に変身しますよ。
<基本のカボチャのペースト>
材料
かぼちゃ1個
作り方
1.蒸した後、皮が剝きやすい大きさにカットする
2.蒸し器で櫛がすっと通るまで蒸す
3.熱いうちに皮を剥く
4.ヘラやフードプロセッサーなどで潰す
*多い時は、小分けにしてジップロックに入れ、冷凍させておくと便利
基本のかぼちゃのペーストがあると、すぐにカボチャでクッキングスタートできます!
<気分次第のカボチャのサラダ>
材料 2人分
○カボチャのペースト 300g
〇バター 20g
〇塩胡椒 適量
〇マヨネーズ 適量
〇砂糖(隠し味)ひとつまみ
〇ほしぶどう 適量
○きゅうりスライス 1/4本
○胡桃 適宜
作り方
アツアツのカボチャのペーストに〇の材料を入れて混ぜるだけ!
お好みでスパイスを!(私は、クローブを入れています)
冷やしたら出来上がり!
ポイント:
○薄切りきゅうりは、塩揉みして水気をギュッと絞る
○胡桃は、160度のオーブンで10分ローストすると香ばしい香りがします
<手を抜いたように見えないカボチャのデザート>
材料 2人分
基本のカボチャのペースト 200g
バター 20g
砂糖 お好みで
チョコレートクッキー 3〜4枚
生クリーム 8分だて(無糖)
シナモンシュガー 適量
チョコレート菓子
作り方
1.アツアツのカボチャのペーストにバターと砂糖を入れる
2.ココット型にチョコレートクッキーを崩しながら敷き詰める
3.2に、1のペーストを入れ、上に生クリームを載せ、トッピングにはシナモンシュガーとチョコレート菓子を載せて出来上がり♪
―レシピは考え出したら止まらないと仰る渡邊さん。女将さんレシピ、ぜひお試しください♪
ハロウィンは秋の収穫をお祭りとしてアイルランドで約2000年前に始まったといわれているのです。
もともとハロウィンは、古代ケルト人の儀式「サウィン祭」という秋の収穫祭が起源と言われています。 古代ケルト歴では、10月31日が1年の終わりの日とされていました。 この日の夜にはあの世とこの世の境い目がなくなり、死者の霊が現世の家族に会いに来ると信じられていたそうです。
私の大好きな国、アイルランド。
アイルランドには、三春の仕事を任せられた頃から、なぜかいろんなことで繋がっている国です。
そしてハロウィンのレシピを考えていたら、
またまたアイルランドに通じているのも不思議。
Trick or Treat! お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ!
今回は、発売して早くも大好評のホテル仕様のフェイスタオルを使っていただきました!
これ、ふわふわなのです!とにかくふっわふわで軽くて柔かい!
顔や体をこのタオルで拭くと、やさしい生地の気持ちよさにびっくり!
使えば使うほど、お洗濯するごとに、またふかふかボリューム感が戻ってくるようなのです。
なぜこんなにふわふわなのか。綿とレーションの2本の糸で織っているのが理由だとか。
う〜む。すごいぞ…
これもまた私のお気に入りの仲間入り笑
ふわふわタオルで気持ち良く体を拭いたあと
いたずらされないように作ったおやつを
ゆっくりと口に運ぶ、秋の夜です。
■プロフィール
渡邊映理子 日本料理 三春 女将
昭和25年創業の創業70年を超える日本料理三代目女将。10年前に『café miharu』を2Fにオープン。名物「笹巻きご飯」を食べに遠方から足を運ぶ人も。cafeスペースにて写真展などのギャラリー展示も定期的に開催。
Instagram https://www.instagram.com/miharu.cafemiharu/